is: 2008年1月アーカイブ

子供の円形脱毛症

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円形脱毛症は何も大人だけの病気ではありません。ストレスが多い現代社会、子供もその例外ではありません。成長期にあって若々しい体を持っている子供でもストレスにさらされることによって円形脱毛症になってしまうことがあります。最近の傾向としては子供の円形脱毛症が非常に多くなっており、看過できなくなってきています。
私も小学生の時に円形脱毛症が悪化して完全に髪の毛が抜け落ちてしまったクラスメイトを見たことがあります。しかもその子は女の子だったので、それを隠すためにいつもバンダナを巻いていましたが非常に可哀相だったことを記憶しています。
大人も当然円形脱毛症になると一大事ではありますが、子供にとっては同じ現象でもショックはさらに大きいのです。身体にこのような特徴が出来てしまうことによっていじめが生まれてしまうことも考えられますし、それを恐れた子供が学校へ行くのを嫌がるようになり、結果として不登校になってしまうことも珍しくありません。子供たちは大人よりもデリケートであるのと同時に、毎日同じクラスメイトと顔を合わせていることから、このような身体的な特徴が突然出来てしまうことを極端に嫌がるのです。
現代の子供は親から過剰な期待をかけられていたり、学校生活がストレスの原因になっていて、それが円形脱毛症の原因になっているという説があります。確かにこれは間違ってはいないでしょう。ですが、子供の場合はさらに注目すべき原因があります。
別の項で円形脱毛症の原因としてストレスともうひとつ、自己免疫疾患を挙げました。子供の円形脱毛症は先天的にこれが原因となっていることが多いのです。ご存知のように、アトピー性皮膚炎や喘息は現代病とも言われるほど最近の子供に多く、これらの症状が免疫の働きを狂わせてしまうのです。詳しくは別の項を参照して頂ければ良いと思いますが、このような免疫疾患の場合はストレスが原因とは言い切れないので、専門医による早目の対処が必要になります。
もちろんお受験のように幼稚園児までもが受験戦争に駆り出される現代社会において子供たちのストレスは以前と比べ物にならないでしょう。そういったストレスが積み重なるとそれだけでも円形脱毛症や潰瘍などの原因になるので、親はしっかりとコミュニケーションをとって子供のSOSを見逃さないようにすることが大切なのは言うまでもありません。このことは円形脱毛症だけでなく、子供の総合的な精神衛生にとっても深く関わりがあることなので、非常に重要です。

女性の円形脱毛症

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円形脱毛症は老若男女全ての人に関わりがある病気です。そのため、特に女性だからと言ってなりやすいわけでもありません。ですが、同じ円形脱毛症になるのでも女性にとっては大きな問題です。女性は常に外見を気にして、美しく居たいと考えるのが普通です。これは生物学的にも根拠のあることで、そう思うことが極めて健全なことだそうです。
そんな外見を気にする女性がある日突然円形脱毛症になってしまったらどうでしょうか。そのショックたるや、想像に難くないと思います。
円形脱毛症でなくても女性には抜け毛の心配が常につきまといます。例えば、多くの女性が経験する出産に伴う抜け毛。女性が赤ちゃんを出産するとその直後に大量の髪の毛が抜け、それは円形脱毛症であるとする噂話がありますが、これは誤りです。女性が産後に経験する大量の抜け毛は円形脱毛症ではありません。女性は妊娠すると黄体ホルモンと呼ばれる物質の分泌が活発になります。黄体ホルモンとは体温を上昇させて妊娠を継続させるとても大切なホルモンなのですが、それと同時にヘアサイクルを一時的に変えてしまう働きがあります。本来なら役割を終えて抜けても良いはずの髪の毛が抜けることなく成長を続けてしまうのです。つまり、妊娠から出産に至る時期は髪の毛が必要以上に増えてしまった状態にあります。それが出産とともにホルモンバランスが通常の状態に戻り、黄体ホルモンが必要以上に成長させていた髪の毛が一斉に抜け落ちます。髪を洗った時に、この一斉に抜け落ちた髪の量だけを見て円形脱毛症を疑ってしまうというわけです。
女性も人生においてあらゆるストレスにさらされます。特に育児ストレスで円形脱毛症になる例は最近増えており、この場合はストレスが原因の円形脱毛症だと言うことが出来ます。
女性の場合は髪が抜けてしまうことのストレスが男性よりはるかに強く、円形脱毛症になってしまったストレスがさらなる円形脱毛症を呼んでしまうことがあります。そのため、女性の場合は特に早くこの悪循環から脱出する必要があります。
幸い女性の場合はヘアスタイルや髪のオシャレに対しての幅が広いので、小手先でもごまかす方法はたくさんあります。ヘアスタイルを工夫することで円形脱毛症の部分を隠したり、帽子などを使うことも考えられます。また、ウィッグやエクステンションと言ったカツラに近いものを使って問題の箇所そのものを隠してしまうことも出来ます。円形脱毛症は自然に治るものだから、それまでの間うまくごまかせればいい、と楽に考えるのが最も良い治療薬となりそうです。

動物の円形脱毛症

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円形脱毛症は老若男女全ての人に関わりがある、と申し上げました。つまり全ての人間にとって無縁ではないということですが、人間だけではなく動物にもあることをご存知でしょうか。犬や猫など、全身を毛で覆われている動物を飼っている人は実際に遭遇したことがあるかも知れませんし、そうでなくてもご存知の人が多いと思います。動物の円形脱毛症とはどんなものなのでしょうか。そこには人間とは少々違う事情もあるようです。
まず、猫と犬どちらにも共通する現象として換毛があります。これは季節が変わる時に古い季節のために生えていた毛が抜け落ちて新しい毛に生え変わるもので、円形脱毛症でも病気もなく、正常な現象です。夏から冬にかけては夏毛が抜け落ちて保温力の高い冬毛に生え変わり、反対に夏にかけては冬毛が抜け落ちて通気性の良い夏毛に生え変わって上手に体温調節をしています。この時期に大量の抜け毛があっても心配する必要はありません。
それでは個別に猫から見てみましょう。猫は常に自分の体を舐めてキレイにする習性があります。これをグルーミングと言って、猫のほかにも同じ習性を持っている動物は多数居ます。普通なら体中の毛を舐めてキレイにするだけなのですが、ストレスがある時などに毛を引っ張って抜いてしまうことがあります。これを放置すると毛が無くなってしまうまでやってしまうので、これを察知したらストレスの原因を取り除いてあげることが必要になります。
犬については、寄生虫の影響で円形脱毛症になることがあります。ノミアレルギーによる湿疹で毛が抜けてしまうのはその典型です。体の中央に対して、左右対称に脱毛が見られる場合はホルモン性皮膚炎といった内的な原因が考えられます。また体のあらゆる部分に脱毛が群発するようであればカビなど菌類による脱毛症の可能性があります。これらはどれも治療の必要があるので、獣医さんに相談しましょう。これらの治療法としては避妊し術をしてホルモンバランスの安定を取り戻したり、細菌や寄生虫が原因ならその原因を取り除くことが考えられます。
猫や犬は人間と比べるとはるかに小さな動物です。人間と同じように生活しているこれらの動物にとって、人間が感じるストレスは同じレベルのものであっても、体が小さい分だけダメージが大きくなります。そのため、人間ならそれほどに感じないストレスであっても猫や犬は敏感に感じ取ってそれが脱毛症の原因になったりします。やはりペットの健康は飼い主が責任を持って守ってあげないといけないということですね。

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