円形脱毛症は何も大人だけの病気ではありません。ストレスが多い現代社会、子供もその例外ではありません。成長期にあって若々しい体を持っている子供でもストレスにさらされることによって円形脱毛症になってしまうことがあります。最近の傾向としては子供の円形脱毛症が非常に多くなっており、看過できなくなってきています。
私も小学生の時に円形脱毛症が悪化して完全に髪の毛が抜け落ちてしまったクラスメイトを見たことがあります。しかもその子は女の子だったので、それを隠すためにいつもバンダナを巻いていましたが非常に可哀相だったことを記憶しています。
大人も当然円形脱毛症になると一大事ではありますが、子供にとっては同じ現象でもショックはさらに大きいのです。身体にこのような特徴が出来てしまうことによっていじめが生まれてしまうことも考えられますし、それを恐れた子供が学校へ行くのを嫌がるようになり、結果として不登校になってしまうことも珍しくありません。子供たちは大人よりもデリケートであるのと同時に、毎日同じクラスメイトと顔を合わせていることから、このような身体的な特徴が突然出来てしまうことを極端に嫌がるのです。
現代の子供は親から過剰な期待をかけられていたり、学校生活がストレスの原因になっていて、それが円形脱毛症の原因になっているという説があります。確かにこれは間違ってはいないでしょう。ですが、子供の場合はさらに注目すべき原因があります。
別の項で円形脱毛症の原因としてストレスともうひとつ、自己免疫疾患を挙げました。子供の円形脱毛症は先天的にこれが原因となっていることが多いのです。ご存知のように、アトピー性皮膚炎や喘息は現代病とも言われるほど最近の子供に多く、これらの症状が免疫の働きを狂わせてしまうのです。詳しくは別の項を参照して頂ければ良いと思いますが、このような免疫疾患の場合はストレスが原因とは言い切れないので、専門医による早目の対処が必要になります。
もちろんお受験のように幼稚園児までもが受験戦争に駆り出される現代社会において子供たちのストレスは以前と比べ物にならないでしょう。そういったストレスが積み重なるとそれだけでも円形脱毛症や潰瘍などの原因になるので、親はしっかりとコミュニケーションをとって子供のSOSを見逃さないようにすることが大切なのは言うまでもありません。このことは円形脱毛症だけでなく、子供の総合的な精神衛生にとっても深く関わりがあることなので、非常に重要です。
子供の円形脱毛症
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