円形脱毛症の治療薬

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人類と円形脱毛症との歴史は長く、人間はかなり古くから円形脱毛症に悩まされてきているそうです。そのため、これまでにもたくさんの治療法が開発されてきました。それと同時に、円形脱毛症の薬というものもたくさんあります。ここでは円形脱毛症の薬をご紹介しましょう。
円形脱毛症は毛根が正しく機能しないことによって起こるので、そこに栄養をたくさん送って活発にすることによって発毛を促進しようという考え方の薬が「フロジン」です。フロジンを円形脱毛症の患部に塗ることによって皮膚血管を広げて血流を良くするため、これまでよりも栄養がよく毛根に届くようになりますから、発毛促進作用があります。
強力なステロイドの塗り薬で炎症による腫れや赤みを抑える作用を円形脱毛症に用いているものがいくつかあります。「アンテベート」や「フルメタ」、「デルモベート」がそうです。これらは炎症を抑えることで皮膚の健康を取り戻して、そこにある毛根の活動を正常にすることが期待できる塗り薬です。
さて塗り薬があれば飲み薬もあります。確かに患部に直接塗ることが出来る塗り薬のほうが直接的な効果があるように思いますが、飲み薬は原因となっていそうなものを取り除くことに主眼が置かれています。
例えば「セファランチン」は抗アレルギーや免疫機能を強くする作用がありますので、別の項でお話した自己免疫疾患が円形脱毛症の原因として考えられる場合は有効です。ですがこれはあくまでも自己免疫疾患が原因である場合にのみ有効で、対症療法としては塗り薬のようにステロイドを用いた飲み薬もあります。これらステロイドを使った飲み薬の場合は炎症を鎮めることによって円形脱毛症の部分を正常に戻すという効果を期待しているので、むしろ塗り薬のほうが効き目も早いかも知れません。
これらの薬品類は全て西洋医学がベースになったものです。それとは違って、東洋医学をベースにした治療薬もあります。西洋医学ではどうにもならなかったという場合でも東洋医学を用いて治ったという例も実にたくさんあります。
東洋医学とはつまり漢方です。漢方というのは病気に対して直接的な攻撃をするのではなく、ゆるやかに体質を変えることによって原因そのものを取り除くという考え方ですから、円形脱毛症の治療においては円形脱毛症になりにくい体質を作ることを目的とします。西洋医学の治療法でうまくいかなった、という場合は一考の価値が大いにあるでしょう。
いずれにしても、円形脱毛症はケース・バイ・ケースなので西洋にせよ東洋にせよ、しっかりと医師や薬剤師に相談して治療薬を選定することが最も大切です。

円形脱毛症の治療(診療)

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ストレスが原因の円形脱毛症であれば、時間が経つことで自然に治るのが普通です。ですが原因がそれだけでない場合や、自然に治らないという場合は医師の手を借りる必要があります。
円形脱毛症の治療や相談は皮膚科が専門です。円形脱毛症では、と思うようであればまず病院に行き、皮膚科の診察を受けてみましょう。そこで円形脱毛症であると診断された場合、いったいどんな治療をするのでしょうか。現在皮膚科で行われている一般的治療法をご紹介します。
最も一般的なのはドライアイス療法と呼ばれる治療法です。これは冷凍療法とも呼ばれますが、何とも冷たそうな治療法です。実際にもその通り非常に冷たい治療法です。円形脱毛症になっている部分にドライアイスを短時間あてて、刺激を与えるというものです。いわゆる薄毛の対策としてブラシで頭皮をマッサージするというものがありますが、これに近いものだと考えてください。これでも効果が見られない場合はドライアイス療法を中止し、局所免疫療法という治療法が取られます。皮膚炎を起こしやすい物質をわざと円形脱毛症の部分に塗り、弱い皮膚炎を起こすことによって刺激を与える療法です。
これらは安全で、非常に有効率の高い治療法なので全国の皮膚科で一般的に採用されています。この他にも病院によっては色々な治療法を採っているところがあります。それでは他の治療法も見てみましょう。
先ほどまでご紹介した治療法に次いで、よく知られているのがPUVA療法という治療法です。PUVAのPとはソラレン(PSORALEN)という物質のことで、紫外線と併用することによって生物学的な活性を引き起こすことで知られています。UVAとは長波紫外線のことなので、PUVAとはソラレンと長波紫外線を併用したものであることが分かります。
他にも液体窒素をスプレーのようなもので吹き付けたり、液体窒素をひたした綿棒で刺激するという治療法もあります。窒素とは通常は気体ですから、それが液体になるほど低温にしたものを使用するということで、これも冷凍療法と考え方は同じです。
これらの治療法に共通しているのは、刺激を与えることによって発毛を促すということです。本来円形脱毛症は自然に治ることのほうが多いのですが、それでは刺激が足りずに治りにくいという場合に用いられます。
ここでは数々の治療法をご紹介しましたが、ここでご紹介している材料を用意すれば自分で出来る、というものではありません。必ず医師の診察や指導のもとで行うようにしてください。

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