「若年性脱毛症」とは男性型脱毛症のひとつで、20代~30代という若い年齢で発生する脱毛症のことを指します。年齢的にも肉体的にも、まだ老化が始まっているとは呼べない年代でありながら、毛母細胞が正常な毛髪サイクルを維持できなくなり、額の生え際や頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が多くなるなどして次第に薄毛が目立つようになってしまうのが若年性脱毛の特徴です。(なかには10代の若者の中にも、若年性脱毛症に悩む人がいるそうです!)
人によってその進行度合いは様々ですが、新陳代謝が活発なこともあり、早期に体質改善を図れば、比較的早く状態がよくなる傾向は見受けられます。だからあきらめないでくださいね。
具体的な原因というものは、実際には未だにはっきりと解明されているわけではないようです。一般的にはホルモンバランスの崩れによるものが大きいと言われています。男性ホルモンが過剰で髪が抜けるということだけが原因ではなく、「ストレス」と「栄養バランスの悪化」、更には「ライフスタイルの悪化」が招いた複合的な要素が複雑に絡んだものであるという声もあります。
若年性に限らず、脱毛症や発毛・育毛に関する情報は雑誌の宣伝広告やネット内で溢れています。しかし、それらに掲載されている薬剤を使った男性ホルモンの抑制や頭皮血管の拡張というものは一時的なものであり、根本的な解決になっていないのです。つまり、高血圧の方が血圧の薬を常用しているのと同じように、そうした発毛薬品を恒久的に使用し続けなければならないという状況を作り上げてしまうのです。若年性の場合は対処さえ間違えなければかなり高い確率で回復に向かうケースが多いようです。栄養の不足と運動の不足、そして睡眠時間の不規則というものの改善がとても重要になってきますので、心当たりのある人は今日からまずは生活改善、ですね。
原因は人それぞれですので、決定的な改善方法は一概に言えないのですが、頭皮への血行の促進と冷えを改善する為に、「半身浴」や「足湯」は、比較的効果的のようです。逆に、いい加減な情報を真に受けて育毛剤の浸透を目的とした洗浄力の強いスカルプシャンプーなどで必要以上の皮脂や角質を取り除いたりしないように注意してください。必要以上の皮脂の除去や、フケを気にするあまり、角質を過剰に取りすぎたりするとかえって症状は悪化します。発毛の本質は皮脂や角質の除去ではないので、ご注意ください。


