2008年3月アーカイブ

円形脱毛症の治療薬

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人類と円形脱毛症との歴史は長く、人間はかなり古くから円形脱毛症に悩まされてきているそうです。そのため、これまでにもたくさんの治療法が開発されてきました。それと同時に、円形脱毛症の薬というものもたくさんあります。ここでは円形脱毛症の薬をご紹介しましょう。
円形脱毛症は毛根が正しく機能しないことによって起こるので、そこに栄養をたくさん送って活発にすることによって発毛を促進しようという考え方の薬が「フロジン」です。フロジンを円形脱毛症の患部に塗ることによって皮膚血管を広げて血流を良くするため、これまでよりも栄養がよく毛根に届くようになりますから、発毛促進作用があります。
強力なステロイドの塗り薬で炎症による腫れや赤みを抑える作用を円形脱毛症に用いているものがいくつかあります。「アンテベート」や「フルメタ」、「デルモベート」がそうです。これらは炎症を抑えることで皮膚の健康を取り戻して、そこにある毛根の活動を正常にすることが期待できる塗り薬です。
さて塗り薬があれば飲み薬もあります。確かに患部に直接塗ることが出来る塗り薬のほうが直接的な効果があるように思いますが、飲み薬は原因となっていそうなものを取り除くことに主眼が置かれています。
例えば「セファランチン」は抗アレルギーや免疫機能を強くする作用がありますので、別の項でお話した自己免疫疾患が円形脱毛症の原因として考えられる場合は有効です。ですがこれはあくまでも自己免疫疾患が原因である場合にのみ有効で、対症療法としては塗り薬のようにステロイドを用いた飲み薬もあります。これらステロイドを使った飲み薬の場合は炎症を鎮めることによって円形脱毛症の部分を正常に戻すという効果を期待しているので、むしろ塗り薬のほうが効き目も早いかも知れません。
これらの薬品類は全て西洋医学がベースになったものです。それとは違って、東洋医学をベースにした治療薬もあります。西洋医学ではどうにもならなかったという場合でも東洋医学を用いて治ったという例も実にたくさんあります。
東洋医学とはつまり漢方です。漢方というのは病気に対して直接的な攻撃をするのではなく、ゆるやかに体質を変えることによって原因そのものを取り除くという考え方ですから、円形脱毛症の治療においては円形脱毛症になりにくい体質を作ることを目的とします。西洋医学の治療法でうまくいかなった、という場合は一考の価値が大いにあるでしょう。
いずれにしても、円形脱毛症はケース・バイ・ケースなので西洋にせよ東洋にせよ、しっかりと医師や薬剤師に相談して治療薬を選定することが最も大切です。

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